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勉強方法の悩み解決

国語編 Japanese
国語って一番よくわからない科目だよね。さぁ、どうする?

国語編 Japanese

黒板に向かう生徒

Q 国語って一番よくわからない科目だよね。選択肢もどれも正解に見えたり、勉強方法もわからないし、登場人物の気持ちなんてわかるわけがないよ。

A そうだね。日頃からたくさん本を読むしかないかもね。

Q ええ、冷たい!そうするしかないの!? じゃあもう手遅れなんじゃ涙

A 冗談だよ(笑) もちろん本を読んでいる人は国語に強い人が多いことは確かだよ。でも、日頃本を読んでいないコロちゃんでも「確実に国語力をupさせる方法」は実はあるんだ。実際先生もあまり本は読まないしね。漫画は大好きだけど(笑)

Q 冗談なのか、、、先生も本読まないなんて、ちょっと安心したよ!で、ところで本を読んでいない僕なんかでも「確実に国語力をupしていく方法」って何なの?? 先生教えて!

A そうだね。先生は国語力upには①「知識、思考力の向上」 ②「テクニックの習得」の2つのステップが必要だと思ってるんだよ。はっきり言うと、そのどちらかでも欠けると国語力upはとうてい望めないね。

Q ふーん、①「知識、思考力の向上」と ②「テクニックの習得」の2つか。。。でも先生、①「知識、思考力の向上」って言ってるけど、それこそ本を読んでいる人が有利なんじゃないの? だって、日頃本を読んでいる人に「知識面」では全然勝てる気がしないもん。

A 確かにコロちゃんの言うように、本をよく読んでいて博識な人は「知識面」で強そうだよね。とういか本当に強い(笑) だけどコロちゃん、入試の世界では「試験に出やすいテーマ」と「試験には全く関係ないテーマ」に区別されているっていうこと知ってるかな? このことが受験国語を制する上で重要な点なんだよ。
つまり、自分の趣味でもってむやみやたらに本を読みあさっているだけでは、「入試に出やすいテーマにふれない」可能性も高いから、「入試における国語力の向上」には必ずしもつながらないってことなんだよ。
だったらコロちゃんはどうすればいいと思う??そう、「入試によく出るテーマを知り」、そこを「一塾」で重点的に学んでいけばいいってことだよね。そうすれば、確実に「入試につながる国語力のup」が達成されるよ!

Q なるほどね。「一塾」に行けば「何が入試で出やすいテーマ」が何なのか先生がしっかり教えてくれるから、その部分を特にたくさん勉強すればいいってことだね。ねえ、ちなみにどんなテーマが入試によく出るの??

A 例えば、「科学の不完全性」なんかはよく入試に出るテーマだし、先生の最も好きなテーマのひとつだよね。

Q へえー。「科学の不完全性」なんてなんかカッコいい! でも難しそう。。。どういうことなんだろう??
まあ、先生のことだから、こういった難しそうなテーマは「具体例」をまぜて「わかりやすく」教えてくれるんだろうな。

A コロちゃん、先生の性格わかってきたね。そう、こういう難しいテーマを授業する時は、先生は必ず「わかりやすい具体例」を出しながら説明するようにしているよ。そうしないとみんな頭がごちゃごちゃしちゃうからね。
それと先生は、授業の中心となるテーマ(今回なら「科学の不完全性」)を説明していくのはもちろんのこと、加えて、そのテーマに「関係のあるテーマもついでに紹介する」ことをいつも心がけているよ。例えば、今話に出している「科学の不完全性」のテーマであれば「合理化の弊害」というテーマを関係のあるテーマとしてついでに説明するだろうし、もし時間がさらに余っていれば、「科学と宗教の関係」なんていうテーマにも脱線していくかもしれない。(今のコロちゃんにはまだ3つのテーマの関係性や内容はわからないだろうけど。。。)でもこうして「関係のあるテーマもついでに理解する」ことはコロちゃんにとってすごく意味のあることなんだよ。なぜなら、もともとの授業のテーマだった「科学の合理性」についても理解が深まるし(似たようなテーマにいくつか触れることは、それぞれのテーマのより深い理解につながります)、「合理化の弊害」や「科学と宗教の関係」といった新しい知識も得られることになるんだからね。まさにこの意味で「一石二鳥」の授業と言っても過言ではないんだ。(注:今回はスペース都合上、上記の各テーマについての説明、具体例の提示は省略しましたが、「一塾」の授業ではコロちゃんでも完全に理解し、満足して家に帰って頂ける「わかりやすい」授業が展開されます。)

Q ふーん、なるほどね。この方法で勉強していけば入試国語で必要な2つのステップのうちの①「知識・思考力の向上」は達成されそうだね!だってこうやって興味を持ってひとつずつ入試にでるテーマに触れていけば当然「知識」は増えて行くだろうし、いくつかの「関係あるテーマ」にも触れていって、「このテーマとこのテーマでは、どの部分が関係しているんだろう。。。」って考察していけば、思いっきり頭を使っているわけだから、「思考力」も一緒に上がっていく気がするもんね。
「知識」もどんどん付いていって、「思考力」も同時に付いていくなんてすごいね!

A ロちゃん、その通りなんだよ。先生がいつも行っている授業は、「知識」を増やすのはもちろん、「思考力」も同時に磨いていくことを目指しているものなんだよね。このことによく気づいたね! コロちゃんもすでに「思考力」がついてきたんじゃないの?(笑) コロちゃんお気付きの通り、ひとつのテーマに縛られるのではなく、いろんな関係あるテーマに触れることで、「この2つのテーマはこの点が似ているのかなあ」と考えたり、逆に「この2つのテーマは、実は似ているようで違った主張をしている」と気づいたりする、、、こういう力のことを「思考力」って言うんだよね。
そして、この「思考力」は、「一塾」の授業を日々受けていれば必ず向上していくことは間違いない!これは断言しておこう。

Q 先生の言う通り、もう思考力upしているのかなあ、、、嬉しい!(笑)でも、それにしても「一塾」の授業を受けていれば必ず「思考力」が向上していく、、、
先生、これはさすがに言い過ぎなんじゃないの??

A 決してそんなことはないよ。だって、この「思考力」は「一塾」が最も重視しているポイントだからね。実はね、先生がさっき言った「関係あるテーマもついでに話す」っていうスタイルは国語の授業に限ったことではないんだ。英語だって、数学だって、先生がコロちゃんと一緒に1問だけでも取り組んだら「関係ある問題、事項」が先生の頭からは「泉」のように溢れ出て来て、それを止めるのが大変なくらいだよ(笑)とくに日本史、世界史の授業は大変なことになる(爆笑)でも、こうやって「すべての教科」において日々「関係のあるテーマ」に触れながら授業を受けたら「思考力が必ず向上していく」と言っても決して過言ではないんだよ。
それに先生はいつも「受験科目に暗記科目はない」って言っているじゃない。「暗記科目の最たるもの」と思われている日本史・世界史ですら「一塾」の授業では「考え・理解する」=「思考力」の学問に生まれ変わる。(注:勉強方法の歴史編をご覧下さい。) 英単語ですら、ただむやみに暗記するのでなく、「考え・理解して」=「思考力で」覚えるというのが「一塾」のモットーなんだ。(注:勉強方法の英語編をご覧下さい。)つまり、「一塾」の授業においては、「国語」の授業はもちろん、他の「数学・理科・社会・英語」の授業も含めて、すべての授業で「思考力」が向上するような仕組みになっているんだ。

Q なるほどね。たしかに先生の授業を受けていれば、どんな生徒でも「考えること」=「思考すること」が「好き」になりそうだね。これで1の「知識と思考力」は完全にバッチリだね!
2の「テクニック」ってどういうこと? やっぱり1の「知識と思考力」を伸ばしただけではテストで良い点数は取れないってこと??

A コロちゃん、そのとおりなんだよね。先生も①「知識と思考力」=「土台」の部分が一番重要だと思ってはいるよ。でもやっぱり土台だけではテストの点数は飛躍的には伸びないんだよね。。。
生徒たちを教えていると「せっかく土台(知識と思考力)はしっかりしているのに、なかなか点数に結びつかない生徒」を時々見かけることがあるけど、実はそういう生徒の大半は①の「知識と思考力」のステップまでで立ち止まってしまっていて、入試国語の点を取るための②「テクニック」の部分が欠けているんだよね。このタイプの生徒は一番もったいない!せっかく「土台」がしっかりしているのに。。。

Q なるほど。テストで点数を取っていくためには、「土台」(知識と思考力)だけでは不十分で、この土台をうまく活かす「テクニック」も身につけなければダメだってことだね。
じゃあ、その「テクニック」っていうのはどういうものがあるの?

A まあ、「テクニック」はいくつかあるよ。どの参考書にも書いてある「指示語(「これ」や「それ」のこと)に気をつけろ」ということ、「消去法(選択問題で、明らかに間違っている選択肢から消していく方法)」の正しいやり方、あるいは「消去法でやっても答えがひとつに絞り込めない時」の対処法、あるいは論述問題(記述式)ではどうやって点数を拾っていくか、、、うーん、教えたい「テクニック」はいっぱいあるなあ。。。でも今挙げたものは、実際に問題文を解きながら教えたほうが絶対に身につくと思うからまた今度教えることにしよう(笑)
とりあえず今日のところは、上に挙げたようないわゆるガチガチの「テクニック」とはちょっと違うかもしれないけど、文章を「客観的に読むとはどういうことか」について少しだけお話するね。実はこのこともひとつの「テクニック」なんだ。

Q 「文章を客観的に読む」か、、、時々それが大事だってきいたことがある。文章を読んでいる時、自分で勝手に「こんな感じかなあ」と解釈する(=主観的読み方)のはいけないってことだよね。でも、文章って長いし難しいし、何が何だかわからなくなってきちゃうんだよね。。。だから、そんな中で「客観的読み方」をするなんて僕にはとても無理だよ。。。

A ああ、コロちゃんは「客観的読み方」がどんなものなのか少し知っているんだね。コロちゃんの言うとおり、自分で勝手に判断したり、あるいは感情移入して文章を読む(=主観的読み方)ことは、入試国語では絶対にダメなんだ。だってそれを許したら「僕はこうだと思います!」「私はああだと思います!」ってみんながそれぞれ主張しちゃってどれも正解ってことになってしまうよね(笑) 入試国語を解く時には、「読者」(=コロちゃんたち受験生)が「どのように思うか」というのを基にして答えを出すのはNG。むしろ「読者」の思いはできるだけ捨てて、「作者」が何と言っているのかを常にしっかり追っていく事が大事なんだよ。「作者」が言っていることは回答する時の「根拠」、「証拠」となるからね。(つまり、「作者」が言っていることを正確に追っていくことが「客観的読み方」であるということです。)で、コロちゃんはこの「客観的読み方」が大事だってことはわかっているけど、どうやって「客観的な読み方」をするのかがわからないってことだね。コロちゃんはどうしたらいいと思う?

Q うーん、そうだな、、、やっぱり作者の考えを拾っていくことが「客観的に読む」ことになるんだから、文章の中に「作者の主張」があったらそこに「線を引いていく」ことかな。。。いつも大事だなって思うところには「線を引く」ようにしているよ。

A そうだね。作者の主張に「線を引いていくこと」は「客観的に読む」ことにつながるのは確かだね。実は「線を引くにもコツがある」んだけど、そのコツも今度教えてあげるね。
他には何かないかな?・・・例えばコロちゃん、段落毎にその段落の内容を短く「メモ」をとったりすることはないのかな?

Q 段落ごとにメモか、、、うーん、あんまり考えたことなかったなあ。。。英語なら外国語だからひとつの段落ごとに日本語でメモをとって読んでいったことはあるけど(だって、そうして読んでいかないと訳分かんなくなるもん)、でも国語ではなあ。。。国語は日本語だし、わざわざ段落ごとにメモをとるなんて意味あるのかなあ?

A へえー、コロちゃんは国語の文章を読むときには「メモをとる」ことはしたことがないのか。。。コロちゃんは英語の文章を読む時は、英文は外国語で難しいから「メモをとる」って言ってたよね。でも国語の文章だって、いくら日本語だとはいえ「入試に出るような問題なんだから、決して簡単ではない」んだよ。むしろ、入試の国語は「文章が長くて難しいことも多い」んだよ。だって入試国語が普段使っている日本語で、さらに内容も簡単だったら、みんな寝てても解けてしまうよね(笑)そんなはずはない。そんな「何も対策なしで切り抜けられる受験教科」があるはずもない。
で、このような「長くて難しい国語の入試問題を解いていく」には、各段落ごとに「作者が何を主張しているのか」きちんと捉え、その捉えたことを用紙の隅っこに「メモ」を取っていくことが重要なんだ。国語は日本語だからって油断せずに、「メモを取ってしっかりと作者の主張を追っていく」ことは、非常に有効な「テクニック」のひとつだってことだね。

Q へえー、なるほど。たしかにそう言われてみれば国語でも「メモ」を取りながら文章を読んでいく意味がありそうだね。それに、「メモをとる」ことで、後でいざ問題を解く時に「どこを見ればいいかすぐにわかるようになる」もんね。今までは「メモをとる」ことは「時間のロス」だと思っていたけど、むしろ「スムーズ」に解けるようになるかもしれないね。ああ、こういうのを「急がば回れ」っていうのかなあ。それに「メモ」を取ることで「問題も正確に答えられる」(=作者の主張を正確に追っていける)ようになるし、「メモ」をとることは「早く正確に」解くことを可能にするんだね。

A コロちゃん、本当にこの短時間で「思考力」が伸びてきているね(笑)「メモ」を取ることが「急がば回れ」、そして、「スピードと正確さの両立」を可能にしているという考え方。。。すばらしい!今、コロちゃんが言ってくれたことも全て「メモ」を取ることのメリット(利点)だよね。
ところでコロちゃん、この「メモをとる」って話はもともと「客観的な読み方はどうすれば可能になるのか」っていう話から始まっていたこと覚えていたかな? 最後に「メモ」を取ることがなぜ「客観的な読み方」につながるかコロちゃんに答えてもらおうか。

Q ああ、そういえばそうだったね! えぇと、「メモをとること」と「客観的読み方」との関係性か。。。うーん、「メモ」をとるってことはひとつひとつの段落で「作者の主張を正確に捉える」ことにつながる。で、「作者の主張を捉えながら」読み進めることが「客観的読み方」なんだよね。。。ああ、そうか、「メモをとること」=「作者の主張を正確に捉える」=「客観的に読む」ってことか、、、だから「メモをとること」=「客観的読み方」ってことになるんだね。

A その通り。コロちゃん素晴らしいね! いつの間に「A=B,B=CならばA=C」なんていう「数学の証明」のような考えを使いこなすようになったのかな(笑)こういうのも「思考力」なんだよ(爆笑)
あとはね、逆に、「メモをとらない」=「主観的な読み方になってしまう」っていう考え方もできるよね。もし「メモを取らず」に難しい文章を読んでいって、途中で頭がゴチャゴチャしちゃったら、読者(コロちゃん)はしょうがないから「こんな感じだったかなあ、ええいこのまま進んじゃえ!」というふうにどんどん「読者の勝手な読み方」(=主観的読み方)で読み進めてしまうよね。そうなると結果的に、「作者の主張に合致した読み方」(=客観的読み方)はできなくなってしまうんだ。だったらどう?、、、やっぱり「メモをとる」ことで「主観的読み方」を防ぎ、「客観的読み方」を達成すべきってことになるよね。
コロちゃんに対抗するなら、「メモをとらない」=「主観的読み方」→「メモをとる」=「客観的読み方」ってところかな(笑)

Q なるほどね、つまり、わけがわからなくなって自分で勝手に読み進めてしまう(=主観的読み方)を防ぐのが「メモをとること」っていう考え方もあるってことだね。何だか「メモをとる」って話だけなのに、ずいぶんと頭を使った気がするなあ。

A そうだよ、コロちゃん。今の「メモ」の話は②の「テクニック」の話だったのに、「思考力」も結構使ったんじゃないかな??それは、非常に素晴らしいことだよ。

Q そうだね。今日は本当に楽しかったよ。これから「一塾」で国語の授業を受けるのが楽しみになってきたよ。先生、今日は本当にありがとう!

A いや、こちらこそ楽しかったよ。本当にありがとう。今日のオリエンテーションで「国語の概要」はわかってきただろうから、あとは授業をどんどん受けて「実践力」をつけて行ってほしいね。やっぱりどうしても授業をしながらでないと伝わらない部分は非常に多いからね。あと、まだ話してない多くの「テクニック」も徐々に教えていくからね。次回から楽しみにしていてね。

Q 楽しみにしてます!